Rの技術 Vol.4 治具の設計でコスト効果を発揮
Dr.TAKUBO's COLUMN
1対(つい)のワークを一体化することで効果絶大
|
ロボット塗装における治具の重要性は言うまでもありません。
治具の形状やワークの掛け位置(傾きなど)次第で、ロボットの無駄な動きをなくし、塗装時間が短縮され、無駄な塗料使用量を削減し、また、塗料産廃コストも削減します。さらに、環境への負荷を大きく下げることが可能になります。
安定した品質で、コストを下げた塗装生産を実現するRの技術は、ロボット塗装の究極の塗装技術です。
▲ ドアハンドル とセンサーワークを一体化した回転治具例 横から目線
▲ ドアハンドル とセンサーワークを一体化した回転治具例 俯瞰目線
1対(つい)のワークを一体化することによるメリット
◉ 生産性の向上
◉ 塗料使用量の削減
◉ 産廃コストの削減
◉ 品質(色合い、膜厚等)の一定化
さらに、ドアミラーなど半勘合ワークや、ドアハンドルとそのセンサー部のついとなったワークの塗装などは、通常それぞれの治具にセッティングして塗装を行いますが、治具の設計により先の一対のワークを一つの治具に取り付けることで、同時に塗装ができ、塗装時間、リードタイム短縮、さらなる無駄な塗料使用量の削減化などの向上を実現します。
究極のRの技術は、治具開発。 究極の塗装生産を実現可能にします。