ヘッダサンプル

塗装ロボット

タクボエンジニアリングが考える塗装ロボット

ラインナップ

スワン ロボット

ラインダンサー

技術開発品

ライン生産対応機種

塗装データ作成専用機種

バッチ/セル生産対応機種

小物部品対応機種

小型耐圧防爆ACサーボモータ

防爆ACサーボモータ Q&A

塗料供給装置

ガンアタッチメント

スコッチガンシリーズ

専用スプレーガン

塗装ロボット Q&A

スプレーガン Q&A

吊り下げロボット ラインダンサー(左)、自立型ロボット スワン・プロ
吊り下げロボット ラインダンサー(左)、自立型ロボット スワン・プロ

塗装を製品として完成できるロボットを開発しています

 タクボエンジニアリングが考える塗装ロボットとは、塗装を製品として完成できるロボット。多関節、軸数、精度よりも、塗装の条件出しが簡単にできて、塗装を製品化できること。また、塗装を企業経営として成立することです。「品質・コスト・環境」この3つのテーマを同時に解決するのがタクボエンジニアリングが考える塗装ロボットです。

タクボエンジニアリングが考える塗装ロボット

塗装を製品にするための仕組み
塗装を製品にするための仕組み

 塗装ロボットの役目はロボットが正確に動くかではなく、また、いかに軸数が多いかでもありません。
タクボエンジニアリングが考える塗装ロボットとは、塗装を製品にするための設備です。 また、品質は合格点を、コストも納得の適正化。また、地球環境に適応していること、これらを満足させるために開発しています。

品質

  • 塗料の性能を発揮する塗膜の実現
  • ゴミ・ブツ・タレ・スケ不良の削減

コスト

  • 無駄な塗料消費を抑え、適正な塗料使用量で塗装を仕上げる
  • ホースに残った未使用の塗料の廃棄量を極限まで減らす
  • 無駄な動きのない合理的な工程

環境

  • 廃棄量を極限まで減らし地球環境への負荷を低減する
  • または、再利用可能にし、環境負荷を低減する
品質・コスト・環境 マップ
品質・コスト・環境 マップ

塗装ロボットの基本的な機器構成

基本的な機器構成

基本的な機器構成
基本的な機器構成

 タクボエンジニアリングの塗装ロボットは、塗装に必要な周辺機器がセットアップされています。独自の回転塗装技術「Rの技術」が実現する様、最適化された周辺機器が開発されています。

塗装に必要な機器を一体化

  • ロボット
  • スプレーガン
  • 搬送装置
  • 塗料供給装置
  • 制御盤
オプション:
オイルブースとスラッジ回収装置

塗装に必要な機器を一体化し、塗装の追求や生産性を極めています。

ロボット 自立式と吊り下げ式

左:自立式 スワン・プロ 右:吊り下げ式 ソフトボーイ・プロ
左:自立式 スワン・プロ 右:吊り下げ式 ソフトボーイ・プロ

違いは量産効果

ロボットとブースが一体型のラインダンサーロボットシステムは、オーバースプレーによる環境汚染や不良品発生の要因を無くし、綺麗な作業空間及び生産環境で高品質塗装生産を実現します。

搬送装置は、回転機構付きWターン、1ステーション・2ステーション、コンベア対応式など

搬送装置は、回転機構付きWターン、1ステーション・2ステーション、コンベア対応式など
搬送装置は、回転機構付きWターン、1ステーション・2ステーション、コンベア対応式など

塗装ロボットの機能拡張性は、搬送装置の種類にあります。生産量、設置スペース、使用塗料や、ワークの種類、ワークサイズなど、さまざまな要求に対応できる様、ロボットの種類と同時に搬送装置をラインナップしています。

さまざまな生産要求に対応

  • 小ロット多品種生産
  • 大量生産
  • ウエット オン ウエットや2コート2ベークなど複数コート生産対応
  • 回転塗装や網塗り塗装対応
  • バッチ式や自動式対応
  • タッチアップなど手吹きと自動塗装

塗料供給装置開発 シリンジポンプシステム

専用 塗料供給装置 シリンジポンプシステム
専用 塗料供給装置 シリンジポンプシステム

 タクボエンジニアリング製塗装ロボットには、専用の塗料供給装置が設定されています。塗装品質や、コストの要である塗料供給装置「シリンジポンプ」や、「ワンカップシステム」です。塗装コストを極めると塗料を1cc単位で正確に供給されることが重要になります。タクボエンジニアリングは重力式の塗料カップの時代から定量供給のギヤポンプそしてシリンジポンプの塗装対応への検証を重ね、専用シリンジポンプの開発に辿り着きました。1cc単位で制御ができ、低圧霧化の微粒化に優れた高度な自動ガンとシリンジポンプとの制御が薄膜多重塗装の低コスト塗装を実現しました。

シリンジポンプシステム

 いわゆる注射器の原理で、押し出す機構に防爆モータを設計し制御を加えることで、1cc単位の塗料の送出をコントロールします。タクボエンジニアリング製塗装ロボット専用に開発されソフトウエア「スワニスト」に最適化されています。

ワンカップシステム

ワンカップシステム
ワンカップシステム

 必要な塗料を専用ステンレスカップに入れ、シリンジポンプ機能を備えた塗料供給システムにセットする、コンパクト型塗料供給装置です。

パウチ容器式 ワンカップシステム 【提案設計】

パウチ容器式パウチガン(左) 提案型ワンカップシステム(右)
パウチ容器式パウチガン(左) 提案型ワンカップシステム(右)

 パウチ容器式塗料パックを専用カセットに入れ、ワンカップシステムのカップ接続部にドッキングします。

塗料の新デリバリ方式の提案型開発品です。必要な量だけ容器に充填して使う塗料供給容器です。

無駄な塗料の使用や、混合の手間、洗浄の作業を無くし、廃棄量を減らすことを目的とした塗料供給装置です。

専用スプレーガン

 低圧時の微粒化に優れた小型ガンを専用に開発しています。
 高品位な薄膜塗膜を実現するには、塗料の性能を最大限に発揮可能な優れた自動ガンが必要になりました。塗料も高度化し、高級高額化。無駄にはできません。また、メンテナンス性が良く小型化にする必要がありました。
 スコッチガンシリーズは時代とともに進化をを遂げ、開発をしています。

スコッチガンのネーミング

塗料を少ししか使わない。すなわち、「すこっち」しか使わないスプレーガンをスコッチガンと言います。 スコッチガンはタクボエンジニアリングの商標です。

塗装ロボットの種類

少量多品種から大量生産まで対応する

目的別 塗装ロボット バリエーション
目的別 塗装ロボット バリエーション

 タクボエンジニアリングが作る塗装ロボットは、専用塗装ワーク別や、量産目的や、塗り板作成、塗装試験や少量多品種塗装生産など、用途や、目的、生産計画等に合わせた選択やシステム構築が可能です。目的に合わせたロボットシステムを標準化しラインナップしています。

量産型 塗装ロボット

  • スーパースピンドル(S型ロボット)
  • ラインダンサー(M型ロボット)
  • スワン-C(自立型ロボット)

バッチ式、自動式対応型

  • ソフトボーイ・プロ Wターンタイプ(S型ロボット)
  • ラインダンサー Wターンタイプ(M型ロボット)
  • スワン・プロ

データ作成専用 塗装ロボット

  • データ・プロ (S型ロボット、M型ロボット)
  • スワン-D

スイッチ、ボタン、小物専用 塗装ロボット

スーパースピンドル SS(吊り下げ式スカラロボットタイプ)

独自開発した塗装技術

回転塗装 Rの技術
回転塗装 Rの技術

 タクボエンジニアリング製塗装ロボットは独自の塗装技術を持っています。ワークを回してロボットが塗装するという回転塗装技術です。ワークを回転させることにより、薄膜多重塗装が実現。薄膜で高品位に仕上げます。機械の持つ性質を優先にした塗装の考え方を具現化しました。

Rの技術とは

 Rの技術とは、回転塗装の総称ではなく複数の周辺機器を制御して実現する塗装技術のことを言います。スプレーガン、ロボット、塗料供給装置、搬送装置、回転台等を専用ティーチングアシスタントソフトウエア「スワニスト」が制御し塗装を実現します。

回転塗り実証済 回転塗りと網塗りの多様性

流体解析により回転塗装の優位性を実証

流体解析
流体解析

 塗装の条件を同じにして、回転塗りと網塗りの塗装時間や塗料使用料、塗着効率を検証。1996年回転塗装を考案以来その利点が現代の流体解析技術により証明されました。

回転塗装 網塗り・直行塗り多様に

ソフトボーイ・プロによる網塗り/直行塗り(左) 回転塗り(右)
ソフトボーイ・プロによる網塗り/直行塗り(左) 回転塗り(右)

 回転塗装とは、薄膜の多重塗装で回転するワークに対してスプレーガンが待ち受けて塗装する論理に基づきます。また、ロボットは、回転塗りだけではなく、網塗り(垂直、直行塗り)にも対応。回転塗りと直行塗りを織り混ぜたティーチングで細部まで塗装をすることができます。

塗装生産スタイル提案 塗装データ作成専用ロボットと生産ロボット

条件出しと生産を分ける

塗装生産スタイル 条件出し専用ロボットと生産ロボット
塗装生産スタイル 条件出し専用ロボットと生産ロボット

 塗装生産において付いてまわるリスク。「分散生産リスク」を抑えます。
タクボエンジニアリングでは、塗装生産に必要なロボットを用途に分けてラインナップしています。条件出しやテスト専用ロボット。生産専用ロボットなど。

タクボエンジニアリング製塗装ロボットの強み

 データ作成専用塗装ロボットがリスクを抑えます。普及型塗装ラインでは、条件出しや塗装テストも本生産ラインで行われています。エネルギーのロス、時間のロス、塗料のロスそして各工場間で違う品質のロス。これらのロスを専用ロボット「データプロ」「スワンD」などを使用して塗装データを作成すれば、同じシリーズのロボット同士で塗装データを共有し、簡単な調整で同等に塗装を再現します。

分散生産リスク回避

  • 工場ごとに色目など品質が違う
  • 工場ごとに塗装コストが違う

2022.06.02

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