ターレットガン2G(2ガン仕様)
アンダー&トップクリヤーなど組み合わせは自在。
1台のロボットシステムで2コート対応可能に
1台のロボットシステムを2コート対応可能にする複数ガン装着アタッチメント。塗装コストの削減、塗装設備の小型化など、塗装生産システムの合理化を可能にするアタッチメントです。
塗装条件も専用ソフトティーチングアシスタントソフトウエア「スワニスト」がサポート。ティーチングと同時にスプレーガンの条件設定も数値入力で簡単。ロボットとスプレーガンの高度な連携技術が塗装品質を高めコストを抑えます。
ロボット塗装のために開発された複数ガン装着アタッチメント ターレットガン
ワークの裏側など不得手な塗装を克服
Rの技術は回転塗装技術のロボットの動作範囲に係るあらゆる条件下の問題をカバーします。
円形治具に配置したワークの内側や外側の塗装を1台のロボットでクリア。塗装の条件設定も内側や外側(Upper)など個別に設定が可能です。ティーチングに合わせて数値設定します。
ワークの内側や外側を自在に塗装可能に
- 円形治具に配置したワークの円の中心部分、ワークの内側の塗装を可能にします。
ティーチングと合わせて条件設定が可能です。
- 円形治具に配置したワークの外周下部の面、いわゆるアッパー(Upper)の塗装を可能にします。
ティーチングと合わせて条件設定が可能です。
ターレットガン2Gは2丁スプレーガンを装着。スプレーガンに1カラーをそれぞれ割り当てて、合わせて2カラー対応可能になります。アンダーコートとトップコートなど、1台のロボットで2コート対応可能になります。
カラーチェンジシステム連動
Aカラー塗装後、ターレットガンが旋回してBカラーを担当。ウエットオンウエット塗装や、セッティングラインを入れた塗装など、システムに応じて自在に設定可能です。またさらに、特別仕様のカラーチェンジシステムを組み込むことにより、高速洗浄システムを介して4コート対応可能になります。
条件設定はティーチングとともに簡単数値入力 デジタル化
塗装条件はティーチングと同時に設定可能。ティーチングアシスタントソフトウエア「スワニスト/SWANIST」にて設定します。ティーチング条件設定の入力、変更の手軽さは、スワニストならではの自在性にあります。またさらに、保存されたティーチングデータを含めた条件設定の再現性は高く、タクボエンジニアリング製の同型のロボットであれば簡単な条件合わせだけでデータの再利用が可能です。点在する工場間での品質やコストを維持します。
ティーチングデータを含む塗装条件データは同じロボット間で共有可能です。簡単な治具の位置情報などの設定を再調整するだけで、ティーチングデータ、スプレー条件、回転速度等々のデータは全て共有します。
デイタス「DATASS」はタクボエンジニアリングが考案した、で塗装データ共有化コンセプトです。
塗装設備がコンパクトに
1台のロボットが2コートを担当するということは、塗装ロボットの台数が省略でき、よって、設備も小型化し塗装コストも削減が可能になります。しかも塗装条件はデジタル管理可能。互換性もあり再現性も高い。コストを抑えた塗装システムが完成に、分散生産リスクも軽減します。
品質・コスト・環境を進める塗装システム
●塗料の性能を最大限発揮させるために、膜厚の調整やタレ、スケ、ゴミ不良のない品質維持。
●適切な塗料使用量を算出し生産する。空調エネルギーやスペース、効率、総合エネルギーコストの削減化。
●産廃廃出量、処理量の大幅削減。地球環境への対応。
ターレットガンは、塗装道の考えのもと、品質・コスト・環境対応へ対応しています。
タクボエンジニアリングでは、国連のSDGsを支援しています。
SDGsを支援しています。
タクボエンジニアリングでは、国連のSDGsを支援しています。
ターレットガン 装着ロボット 施工例
ターレットガンは塗装ロボットシステムのスワンプロ、ラインダンサーに適応します。また、2ガンから4ガン仕様まで生産計画に合わせて対応可能です。
ターレットガンの種類
- 2ガン仕様:2カラー対応 (ガンブラケット90°取り付けも可能)
- 3ガン仕様:3カラー対応
- 4ガン仕様:4カラー対応
対応ロボット
- スワン・プロ
- ラインダンサー(M型ロボット)
- ※ソフトボーイ・プロ(S型ロボット)には対応しません。
2ユニットペア
ターレットガンは、2ユニットで、1ペアです。