ケーブル Q&A(ケーブルに関するご質問と答え)
防爆ACサーボモータQ&A
Q. 防爆モータを可動部に使えますか?
A. ロボットケーブルを使用していますので可動部にて使用可能です。
Q. 防爆認証が取れていれば、ケーブルは保護しなくても良いですか?
A. ケーブル保護(電気配線)は防爆検定とは、別に考える必要があります。
防爆認証が取れていれば、ケーブルは保護しなくて良いということではありません。
ロボットに組み込む場合は、可動部で擦れが無いように固定したり、耐久試験などで担保し、ロボットメーカとして保証しています。またロボット内に組み込まず、危険領域内で使用される場合は(引き回しなどでケーブルをはわせるなど)ケーブルが損傷しないよう施工する必要があります。(鋭利なものが接触してもケーブルが損傷して発火源とならないよう)この場合は設備メーカにて保証することになります。
Q. 専用ケーブルはロボットに使用可能ですか?
A. 専用ケーブルはロボットケーブルを採用しておりますのでケーブルベアに対応しています。
ケーブルベアを使用する際は仕上がり外径(シース外径)の6倍以上の曲ケーブルベアを使用してください。
・動力用ケーブル RMFEV-SB(CL3)0.75SQ-6C AWG18(0.75mm2) 0.85mm =51mm
・エンコーダ用ケーブル RMFEV-SB(CL3)0.3SQ-7P AWG22(0.3mm2) 10.8mm =64.8mm
Q. ケーブル長20m以上などもっと長くすることは可能ですか?
A. ケーブル長は延長ケーブルを使用して最大15mとなります。
15m以上になると、アンプ~モータ間のエンコーダーケーブルにおいて電圧降下により、
1)正常な制御ができなくなる 2)アラームが発生する
などが考えられます。
Q. ケーブルが動かない固定部での最小曲げ半径は?
A. 可動・非可動問わず、ケーブル仕上がり外径の6倍以上となっています。
Q. 防爆モータのケーブルの最長はどの位ありますか?
A. エンコーダの仕様に定める動作保証電圧を確保することから、15mを最長としています。