塗装ロボット単体
Coating Robot
小ロット多品種と最低のランニングコスト
バッチ式対応単体 塗装ロボット
バッチ式から半自動、ハンドリングロボットを組み込んだオートメーションなど幅広く対応可能な塗装ロボットです。 ロボット、ブース、ガン、コントローラが1パッケージ化し、色出し、塗装テスト、サンプル塗装から小ロット多品種生産まで、連続したラインに比べ小規模で塗装設備が構築できます。 ハンドリングロボットを接続することで自動化ラインが完成します。
単体塗装ロボットの役割
単体塗装ロボットの特徴と優位性
単体塗装ロボットの役割は、小ロット多品種生産、色替えや段取り替えが多いワーク、などの用途に適しています。また、回転塗装Rの技術を標準搭載しているので、薄膜の多重塗りによる高品質化や、シリンジポンプシステムによる無駄な塗料の消費を無くし、塗料消費量の最適化を実現します。 基本的にラインと切り離して使用するので、設備が小型化できさらに、コンベアラインを塗料で汚すこと無く使用でき、ゴミ不良対策にも役立ち、メンテナンスコストや、ランニングコストを低く抑えることが可能になります。
少量多品種に適応
コンベアラインと分離しているので、在庫を最小限にとどめるために多くの種類のワークを特定の塗料で少量生産づつする昨今の生産スタイルに適応しています。
色替え段取り替えの多いワークに対応
通常色数や、モデルがおおいワークを塗装する場合、塗料チェンジや段取り替えなどに手間がかかります。塗料供給システムは、タクボ独自のシリンジポンプシステムを採用しているので、洗浄やカラーチェンジの作業がスピーディーに作業ができます。
塗料消費量を削減
天吊りロボットソフトボーイプロ、塗料供給システムシリンジポンプ、回転塗装Rの技術、により最適な塗料使用量で最高の品質を実現します。
コンベアラインの塗料付着を防止
ラインと切り離しているので、コンベアラインを塗料で汚すことはありません。
塗装テストもフットワークよく
塗装システム全体がコンパクトになるため、塗装テスト等が時間をかけずに効率よくできます。また、データ・プロとのデータの互換性があるため、遠隔工場との品質管理が効率よくおこなえます。
(若干のデータ修正が必要な場合があります)
塗料を選ばない
焼き付け塗料から、樹脂塗料、骨材入り塗料、機能性塗料に至まであらゆる塗料に対応します。
(ブースやスラッジ回収装置は塗料や生産量に対応した物をご提案します)
バッチ対応
作業者がワークのハンドリングを担います。
オートメーション対応
ハンドリングロボットがコンベアラインと塗装ロボットの移載を担います。 サーッと回ってしなやかに停止。高精度のターンテーブルを採用しているので、ハンドリングロボットと連携が抜群。
適応ワーク
対応ワークは、小物部品からヘッドライト等の中物部品に至まで様々。
単体塗装ロボットの種類
Wターンタイプ
- 4Top(2ガン仕様):主にS型ロボットアームを使用。1台のターンテーブルに4台の回転装置がついています
- 8Top(4ガン仕様):M型のロボットアームを使用。1台のターンテーブルに8台の回転装置がついています
ステーションタイプ
- 1ステーション タイプ:特に試験塗装用に適しています
- 2ステーション タイプ:生産と段取りを協調しておこなえる
スーパースピンドルSS
小ロットのスイッチやボタン塗装に特化した専用ロボットです
オプション・関連製品
ソフトボーイプロ Wターン タイプ製品ページへのリンク
スーパースピンドルSS製品ページへのリンク
ソフトボーイプロ ステーション タイプ製品ページへのリンク
公開日:2016年8月30日