その他 Q&A(その他のご質問と答え)

Q. 絶対位置保持用(ABS)電池は、エンジニアリングハンドブックに2タイプありますがエンコーダ式の場合はどちらが適切ですか?
A. エンコーダ式の場合にはLRV03が適切ということでご案内させて頂いております。
使用できないことはありませんが電圧が低いためバッテリアラームが出やすくなってしまいます。(エンジニアリングハンドブックの7-P3に記載)
LRV03については市販のアルカリ単3電池で交換可能ですがBTT06は単3リチウム電池使用、電池交換不可となります。
Q. アルミ、マグネシウム等の可燃物環境で使用できますか?
A. 可燃物環境で何のガスが発生するかによります。
マグネシウムそのものは爆発しませんが高温の状態で水をかけると水素が発生し、その水素によって爆発します。
アルミニウム粉も同様に水や酸、アルカリと接触すると水素を発生して爆発する危険があります。
爆発性能表にありますようにⅡCの水素には対応していません。また粉塵防爆構造ではありません。(アルミニウム粉の場合は、ガスによる爆発と粉塵による爆発があります。)
爆発性のガスまたは蒸気が存在するおそれのある場所での使用が対象になっています。
Q. PCからパラメータ設定が可能とのことですが、RS485は使えますか?
A. RS-232Cでの接続になりますので、RS485は使用できません。
Q. 東芝機械(株)製のサーボアンプを直接購入して使用することはできますか?
A. 購入して接続するとエラーとなり、使用できません。
カタログに記載してある機能は同様ですが防爆用として登録していますので、市販のサーボアンプを購入して接続するとエラーとなり、使用できません。
防爆検定用の特殊型式となっておりますので、専用コードを入力して使用します。
Q. 直流電源での駆動に対応できますか?
A. 直流電源での対応は出来ません。
アンプは操作電源と主電源がありそれぞれが独立しており、主電源はDC電源可能ですが操作電源はAC入力のみとなっています。
Q. アースに関して防爆上の制限はありますか?
A. ありません
防爆モータは防爆環境の使用を想定していますが、アンプは防爆環境外での設置を想定しています。
従って、通常用途と同じになりますので、一般的な設置要項、取説記載内容に準拠して頂ければ問題ありません。
Q. 防爆モータに直結する減速機の取扱いはありますか?
A. 安価タイプとして坂西精機社製の1/5減速機の取扱いがあります。
バックラッシュは「30分以下」になっております。
Q. BSアンプの速度設定パラメータは「%」指定になっていますが基準回転数は?
A. 一般的なサーボモータでは、
・定格回転数:定格トルクで連続運転可能な最大回転数
・最高回転数:エンコーダ処理的に制御可能な最高速度、またはメカ構造的に耐えられる瞬時最大回転数。
となっており、BSアンプの速度設定パラメータの基準は「最高回転数(100%=5000rpm)」になります。
Q. 納期はどのくらいかかりますか?
A. 在庫が切れた場合の標準納期は、
・モータ;3.5~4.0ヵ月
・アンプ:1.5~2.0ヵ月
・延長ケーブル:1.5~2.0ヵ月
としています。仕様により異なりますのでお問い合わせください。
Q. 中国での不具合発生時などサービス体制はどのようになっていますか?
A. モータおよびアンプ単体での修理や交換は承っておりますが、現地でのサポートは行っておりません。
従って、万が一不具合が発生した場合は、代替機でのご対応をお願いしております。
ただし、不具合のご連絡を頂いての発送となり、配送時間にロスが生じるため、予備品のご用意をお勧めしております。(保証期間内では無償での修理または交換)
Q. 中国専用の電源380Vの有無、もしくは、変換機を使用しますか?
A. 中国専用の電源380Vには対応しておりません。変換器を使用してのご対応をお願いします。
Q. シーケンサはどのメーカーを使用してもよいのでしょうか?
A. エンジニアリングハンドブック第3章に信号回路(入出力関係)が記載されています。
仕様をご確認いただき、やり取り可能なものであれば、どこのメーカでも問題ありません。
よく使用されているのは、三菱・キーエンス・オムロン等になります。
Q. シーケンサ⇔アンプ間は特別な器具が必要なのでしょうか?
A. I/Oで信号のやり取りをする場合はCN2及びCN10への配線は必要になりますが特別な器具は必要ありません。
Q. 接続箱は使用しなくても大丈夫でしょうか?
A. モータと延長ケーブルのコネクタ部が非危険場所での接続であれば無くても大丈夫ですが危険場所での接続であれば必要になります。
Q. LAN⇔LANで接続できないのでしょうか?
A. 対応しておりません。