インジウム塗料に関して
インジウム ミラー コーティング システム
インジウム塗料に関するQ&A
Q. インジウム塗料は海外での供給は可能ですか?
A. 海外での供給は可能です。武蔵塗料の海外拠点からお客様に直送されます。 詳しくは、営業担当にご相談ください。
Q. スラッジの扱いはどうすればよいですか?
A. 一般的な塗料スラッジと同様に産業廃棄物として処理いただけます。
Q. 保存方法について教えてください。
A. ミドルコート(EC-NTM59-)は常温未開封で6か月の製品保証期間となります。 アンダーコート(EC-NTM82-)とトップコート(EC-NTM62-)は常温未開封で 12か月の製品保証期間となります。 塗料は直射日光を避け、冷暗所(-20~40℃)で保存してください。
Q. 日光や雨に対する耐久性はありますか?
A. あります。従来のミラー外観層の乾式表面処理である蒸着加工においてアルミ、スズを用いた金属では水分と反応して酸化すると金属色調が透明になる。メッキ塗装の錯体銀仕様においても水分と反応し酸化する金属外観が透明になりますが、ECO MIRROR 49は日光、雨により透明になることはありません。
Q. 調色は可能ですか? また色のバリエーションはありますか?
A. トップコートで色調、艶、光輝材など調色可能です。クロムめっき、ニッケルめっき、銅めっき等、各金属めっきの色表現は可能であり、そこからさらに色相・濃淡・艶も同時に調整可能です。ビビッドカラーにも勿論対応可能です。
Q. 輝度はどの程度ですか?
A. グロスメーター60°で350前後光沢値を示します。
Q. 銀鏡や錯体との違いは何ですか?
A. 銀鏡や銀錯体は塗膜で化学反応や焼成が必要です。 一方、インジウムは反応することなく制御が容易です。
Q. アンダー、トップの15±2μとありますが、 オーバーすると品質がでませんか?
A. オーバーしても著しく性能品質を損なうことはありませんが、外観、縁溜り部分など品質低下の懸念が増しますので規定膜厚をお勧めいたします。
Q. 乾燥条件80℃20分と、5分とありますが、(既存ラインを使用することを考えると)乾燥時間が少しオーバーしてしまいそうです。何か重大な問題は起こりますか?
A. 乾燥条件のオーバーによる著しい懸念はございません。
Q. 密着しない素材はありますか?
A. 金属、ガラス、木材、難密着性素材ですが、対応プライマーをご紹介できる可能性があります。 詳しくは営業担当にご相談願います。
Q. UV化は可能ですか?
A. 可能です。詳しくは、営業担当にご相談ください。
Q. 中国GB規格適合品ですか?
A. 現状の仕様ですとGB規格への適応が難しいので、先ずは自動車内装向けに適合できるように検討を進めております。 ※GB規格めっき調塗料団体標準で解釈するとミドルは除外対象ですが、アンダー・トップはGB規制対象となります。 ※弊社「インジウム塗料」とは、エコミラー49アンダー、エコミラー49ミドル、エコミラー49トップクリヤー の総称です。中塗りから上塗りトップクリヤーまで含まれます。
Q. 浸漬試験でどの程度持ちますか?
水道蛇口周りは1週間程度の温水浸漬試験があると思いますが合格できますか?
A. 90℃浸漬24h密着試験問題なしです。 塩水噴霧クロスカットあり1,000h外観異常なしを確認しています。
Q. 仕上がりの評価は目視ですか?
A. 仕上り確認は目視となります。 ミドルの塗装膜厚管理方法は透過率を用います(ティントメーター)。 仕上り光沢はグロスメーター60°で350前後光沢値を示します。
Q. 塗装不良(ゴミ、ブツ以外)は、一般的な塗料と同じですか?(ムラなど)
A. 一般的な塗料と同じですが、外観がシビアなので影響度は大きく、ムラ、カブリ、縁溜りなどは注意いただきたいです。
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