データ取り込み(スワニスト)
ティーチングアシスタントソフトウエア
ワークデータを取り込み3D化 ワークの取り付け位置などをデジタル化
ワークデータを取り込み、3D化。最適な取り付け位置や角度、個数をデジタル化
スワニストによるオフラインティーチングは、ワークデータの取り込みから始めます。リング状に配置されたワークの位置、角度、向き全てがデジタル化され、保存されます。
ワーク情報の取り込み
ワークの3Dデータを取り込み
ワークデータの取り込み、3Dワークが生成。バーチャル空間にて配置、ティーチング前の準備が完了です。
ティーチング前の事前準備
- ワークデータの取り込み 3DCG化
- ワークの向きや角度、配置個数の決定
円形リングに配置、取り付ける際のワーク間の距離を鑑みて数量を決めます。
指定の外周内(黄色円筒形外周ガイド)に収まる様配置します。また、ロボットの動作が複雑にならない、シンプルな動作をイメージして配置します。ロボットに無駄な動きをさせ無い様に配置するのがポイントです。
ワーク配置のポイント
- 約400mmφ外周以内に収める(黄色円筒形ガイド)
- ワーク間が接近しすぎない。回転塗装時に干渉しない間隔に配置する
- ロボットの動作に無駄がない様に意識して、配置する(角度をつける)
治具設計
- ワーク配置情報出力機能を利用して情報を出力
- 治具の3D設計データをもとに治具メーカーへ製作依頼
アナログ治具からの解放
治具を設計してからティーチング作業を開始するのではなく、ワークをバーチャル空間にてシミュレーションしてから治具データを出力します。
ロボットが塗装しやすい取り付け角度、合理的な取り付け個数、脱着作業のしやすさ、ゴミのつきにくい構造など
事前に考慮します。
治具設計を簡素化
- 合理的な治具設計
- ティーチングに合わせたワーク配置により、高度な治具開発
- 塗装コストの改善 適正化
ワーク配置例
例 カーナビフレーム
ワーク名:カーナビフレーム
- サイズ:440φ
- 取り付け個数:4個掛け
- 材質:樹脂
例 ステアリングセンターカバー
ワーク名:ステアリングセンターカバー
- サイズ:470φ
- 取り付け個数:6個掛け
- 材質:樹脂
例 カメラ部品
400φの円筒表示(黄色)で回転塗装をイメージしやすくしています。
ワーク名:カメラ部品
- サイズ:400φ
- 取り付け個数:10個掛け
- 材質:金属
例 自動車外装部品
ブーメラン形状のワークの取り付け例
歪な形状で薄いワーク例。水平方向に角度をつけて配置することで、効率よく塗装が可能になります。
ワーク名:自動車外装部品
- サイズ:400φ
- 取り付け個数:12個掛け
- 材質:樹脂
2023.06.07