ドアミラー塗装システム(ドアミラー)
塗装システム

ドアミラー塗装システムは、色替え、段取り替えが、洗浄作業の手間やコストを改善させる為のカラーチェンジシステムを設計。少量多品種から大量生産に対応したシステムをご提案しています。
ラインナップ
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ドアミラー 1R2C 事例-1SOFTBOY PRO W-Turn 8top 1R2C
システム用/ドアミラー塗装用
ソフトボーイプロW-ターン8トップを使用。1台のロボットで2コート生産可能な塗装システムです。 色替え時間の短縮化、塗料使用量の低減を可能にしています。
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高度塗装技術 Rの技術ドアミラー塗装システム
ドアミラー塗装用/ティーチングアシスト
ただ塗装するだけの領域を遥かに超え、コストから品質、環境に至る課題を総合的に解決した塗装技術「Rの技術」は、ロボットによる回転塗装技術です。あらゆる塗装の要素技術を高度な相互システムにより解決しています。
ドアミラーパーツの塗装に最適化された塗装システム
低塗料消費、薄膜高品位塗膜形成、多色塗装対応、色変えや段取り替えの作業性、1ロボットで複数コート生産可能な合理的塗装ロボット及びシステム等々、ドアミラー塗装に必要な要素技術を総合的にまとめた塗装システムです。
合理的な塗装システム 1R3C
1台のロボットで3 コート生産

「1台のロボットが複数コートを可能にする」生産性の合理化を進める上で塗装ロボットの進化系は、多色生産が肝と言えます。特に、色数が多く、形状モデル数も多く、且つ、在庫を持たない部品であるドアミラーには、重要な要求要素です。アンダー→セッティング→ミドル→セッティング→トップコート→乾燥の工程を1台の塗装ロボットとハンドリングロボットで実現可能にしました。
経済性を生むコンベアライン
空調エネルギーコスト大幅減
通常1コートに対し最低1台のブースが必要となり、3コート生産時では3 ブースが設計されます。同時に排気空調エネルギーコストもブースに応じて増加し、ランニングコストとして大きな影響をもたらします。ドアミラー専用塗装システムは、ブース1台で3コートまで生産可能なため空調エネルギーコストも1台分のみ。3コート生産時ブース2台分の空調エネルギーの節約になります。
塗装コストを大幅に削減化へ
塗料消費量約50%削減可能に

携帯電話塗装で培った塗装技術があらゆるワークの塗装に生かされています。薄膜多重塗りによる「R の技術」と、タクボが業界ではじめて導入し塗料供給用として開発した「塗料定量供給装置シリンジポンプ」とその制御システムなど、最新の周辺技術を駆使し塗料消費量約50%削減化に成功しました。 ※50%削減値は弊社塗装テストによるテスト値で、50%削減を保証するものではありません。
世界共通品質
データ・プロとデータ共有

従来は、生産ラインを使用して塗装テストや色出し作業を行っていました。さらに、深夜に及ぶ作業は、エネルギーを使用するばかりか作業者の負担にもなりました。塗装データ作成専用ロボット「データ・プロ」は、生産作業と色出し/ 塗装テスト作業の分離に成功。高度なデータの互換性を有し、条件設定等、作業の高効率化をはじめ、点在する工場間での色誤差不良を解消します。
ロボットによる薄膜多重回転塗装
回転塗装の新技術「R の技術」

R の技術は、ロボットによる回転塗装技術。複数個のドアミラーを円形治具に取り付け4リングまとめて正逆回転。これをロボットの4丁ガンで同時に塗装する、天吊りロボット「ソフトボーイ・プロ」唯一の塗装技術です。吊り下げ式ラインによるレシプレケータや、自立型バランスアームロボットによる塗装に比べ、極めて条件設定の制御性が良く、微妙な膜厚精度に対応します。
適応塗装ロボット
ラインダンサー

世界初吊り下げ移動型塗装ロボットです。搭載ガン数2ガンから独自開発の複数ガン装着アタッチメントを装着することで、最大12ガン搭載可能としています。少量多品種から大量生産まで幅広く対応が可能でな塗装ロボットです。
- 少量多品種から大量生産対応
- 2ガンから最大12ガン搭載可能
- Rの技術対応
- オイルブース設置可能
- カラーチェンジシステム対応可能
スワン

一度に2リングを同時に塗装生産する、自立型Wターン内蔵塗装ロボットシステムです。塗料供給システム「ワンカップシステム」を標準装備し、塗料のセッティングや洗浄作業を簡素化します。また、回転塗装の技術「Rの技術」と、シリンジポンプとが連動し、塗料消費を軽減し塗装のコストパフォーマンスを高めています。
- コンパクトタイプ塗装ロボットシステム
- 塗料供給装置 ワンカップシステム標準装備
- Wターン内蔵しバッチ処理から自動化システムに対応
- 設置が至極簡単、既存のブース前に設置するだけの手軽さ
スプレーガン及びアタッチメント
スコッチガン R11

ラインダンサーロボットシリーズ、スワンロボットシリーズ専用に開発されたオリジナル自動ガンです。コンパクトで軽量。低圧時の微粒化に優れ、塗料の使用量を抑えて高品位塗膜を実現します。
- 小型、軽量、低圧時の微粒化に優れたオリジナル自動ガン
- 洗浄メンテナンスが簡単
ターレットガン(ラインダンサー用)

1台のロボットで3コート生産を実現するトリプルガンユニットです。色替えに費やしていた作業の手間や、洗浄にかかる塗料や溶剤の消費等の問題を大幅に改善し、また、少量多品種多コート生産を低コストで実現します。
- 3色対応
- 瞬時にカラーチェンジ
- 細部にわたる塗装が可能
十字ガン(ラインダンサー用)

最大4コート生産を実現可能にする、4ガン(十字ガン)ユニットです。アンダーからミドル、トップコート、クリアに至る多コートをガンユニットアームが回転して瞬時に色変えし、ウエットオンウエット塗装に対応します。多色塗装の高効率性を実現します。
- 4色対応
- 高さのあるワークの中心部分も塗装可能
- 瞬時にカラーチェンジ
回転治具
回転治具

回転塗装技術「Rの技術」を実現する重要な要素が回転専用治具です。ロボットの無駄な動きをなくし、薄膜多重塗装の原理で高品位、低塗料消費を実現します。
ティーチング
ティーチング

タクボエンジニアリングオリジナルティーチングソフトにより、専門的で複雑なロボット言語を入力する必要無くティーチング作業を行うことができます。PC上にてティーチングが可能な為に、編集や管理等の作業性にも優れ、スピーディー且つ正確に作業が可能になります。
独自のPACKティーチングプログラムが回転機構と高度に連携し、高度な技術で制御することにより、塗装生産を実現します。これら全てがRの技術です。
システム
システム

ドアミラー塗装に使用する塗料の仕様や要求生産量等、様々な要件に適応するシステムが現実となります。タクボエンジニアリングが開発する様々な要素技術は、全て塗装生産実現の為の技術です。これらを組み合わせることで、環境やコスト、作業環境等々をクリアしたシステム設計が可能になります。
- ウエットオンウエット等自在に対応可能
- ゴミ不良対策設備も設計、ご提案
特徴
2017.06.27 更新