スワンコーティングシステム
スワンコーティングシステム ブース他周辺機器のセット例
そのまま使える塗装システム
スワンロボットとオイルブースの構築例
スワン コーティングシステムは、塗装用オイルブースTB24-23Bと塗装ロボットスワンプロとセッティングされたロボット塗装システムです。
塗装に必要な機器全てをコンパクトにまとめた塗装システム 塗装機器を個別にオーダする手間を無くした、自動塗装のスタンダードタイプ
ロボットとブースの組み合わせ例
スワン コーティングシステム
塗装ロボット「スワンプロ」と「オイルブース」を構築したコンパクトな自動塗装システム
必要な機器が一体化され、設置後直ちに生産が可能になります。
静音性に優れたオイルブースTB24-23Bを採用。作業環境を大幅に改善します。
※ここで言う自動塗装とは、塗装する部分は、ロボットが自動で行うという意味です。
塗装に必要な機器が1つに
- オイルブース:オイルブース専用 TABO-OIL使用
- スワンプロ:防爆仕様 4軸 自立型塗装ロボット
- 自動スプレーガン:スコッチガンシリーズ R11ガン
- シリンジポンプシステム:塗料精密定量供給装置
- ロボットコントローラ:制御盤内蔵
- スワニスト標準インストール:ティーチングアシスタントソフトウエア
スワン コーティングシステム 斜左側面
手前ロボット用コントローラ。奥、スワンプロとオイルブース
スワン コーティングシステム 後部面
オイルブースTB24-23B。手前オイルを上部へ送り出すポンプ
スワン コーティングシステム スワンプロ、防爆仕様 自立型4軸塗装ロボット
主な仕様
防爆型 塗装ロボット スワンプロ
- ロボットに使用する各モータは全てオリジナル小型防爆モータを使用。防爆環境にも安心して使用可能。
- 塗装ロボット スワンプロには、塗装に必要な機器が標準で装備されています。
左右に動作するクロスモーションバーにスコッチガンR11が標準で2丁装着されています。(シングルガン仕様)
2コート(2色)生産する場合は2丁づつ計4丁のガンを装着します(ダブルガン仕様)。(オプション)
塗装ロボットシステム スワンプロ - ホースも用途別に色分け。
エアーと塗料、リターンなど視認性と作業性を上げるためにわかりやすく分けています。
- 塗料供給ポンプは、タクボオリジナルの塗料精密供給装置シリンジポンプ内蔵の「ワンカップシステム」を専用に接続。標準装備のスワニストソフトウエアで管理制御します。
スワンプロ ダブルターン 回転機構付搬送装置
- スワンプロには、標準で高精度搬送装置「ダブルターン/W-turn」が装備されています。
Rの技術の塗装を実現するために回転機構を備えています。また、ハンドリングロボットを接続可能にするために高精度な搬送システムを設計しています。
スワンプロ ダブルターン 回転機構付搬送装置 - 塗装後の不良を出さない為の旋回回転速度制御も設計されています。
- Rの技術の塗装技術である「待ち受け塗装」を実現するために、正逆回転、インデックス回転制御可能にしています。
- 「待ち受け塗装」とは、塗装するワークを回転させ、スプレーガンが待ち受けるようにして塗装するロボット塗装技術です。(Rの技術)
スワンプロ 安全柵
- 作業者がダブルターンに巻き込まれない様、安全策として、侵入防止安全柵を装備しています。
スワンプロ 安全柵 - ロボットの非常停止用、非常停止ボタンが標準で装備されています。
スワンプロ コントローラ
- スワンプロ コントローラには、ロボットの制御システムをはじめ、ティーチングアシスタント「スワニスト」用の高解像度グラフィックボード搭載のパソコンも内蔵されています。
スワンロボットのリアルな動きや、ワーク、塗装シミュレーションなど高解像度な3D動画で再生されます。
スワンプロ コントローラ - スワニストの役目:ティーチングデータの作成塗装ワークの形状認識、塗装シミュレーション、塗料管理マネージメント、スプレーガンの条件設定など、塗装生産するまでの条件出しをフォローします。
塗装職人が行なっていた条件出しとロボットのオペレーションをまとめて叶えます。
スコッチガン
- 低圧時の微粒化に優れた設計のスコッチガンR11を標準で装備。
ガンアタッチメント装着することで、窪みや凹み、ワークの内側などより複雑なワークへの塗装にも対応可能にしています。
クロスモーションバーとガンアタッチメント R11スコッチガン - ガンアタッチメント:ワーク形状の深いところや、ガンが届きにくく塗装しにくいところなど、塗装可能にするガンアタッチメント。さらに2コート対応可能にするダブルガン仕様も(オプション)可能。
- スワンプロには、タクボオリジナル複数ガン装着ユニット「ターレットガン」(オプション) も装着可能で、最大2コート生産が可能になります。
塗料供給システム ワンカップシステム
- ワンカップシステムは塗料専用 タクボオリジナル 塗料精密定量供給装置「シリンジポンプシステム」を内蔵したカップ式の塗料供給装置です。
塗料が入ったカップをセットするだけで、ロボット側の制御で稼働します。写真ワンカップシステム
シリンジポンプシステム内蔵 ワンカップシステム - メンテナンス性が高く、塗料を無駄なく使用することができます。無駄に塗料をセットする必要がありません。
ワンカップシステム 塗料セッティング - ワンカップシステムは、タクボエンジニアリング製ロボット専用に開発された塗料ポンプですが、単体販売可能(2026年現在)になっています。
- ワンカップシステムは、生産に必要な量だけをセッティングする、塗料供給装置です。無駄な塗料の使用を抑え、塗装ロスコスト削減に貢献します。
マノメータ(標準装備)
- オーバースプレーの捕集効果を左右する風速。ブース内の圧力を監視することでフィルターの詰まりやファン性能の低下等を確認します。
マノメータ 標準装備 - ブース内の風圧異常を監視し、フィルターの交換時期や清掃メンテナンスのタイミングを確認します。
操作盤
- ファン及びポンプ、照明の電源とインバータ制御
操作盤 写真は英語版 - オイルブースには、ブース内の風速をコントロールする為のインバータを内蔵しています。制御盤にて制御します。
- なぜインバータが必要か?:空気もコストの一部です。排気効率、風速を上げるにはファンが必要にあります。ブースの間口(開口面積)に比例してパワーが大きければ大きいほどパフォーマンスは上がりますが、稼働させるコスト(電気代)も同時に上昇します。インバーターはファンの回転数を制御し、生産量、塗装量に応じて回転数を制御し、塗装コスト管理に寄与しています。
- ※ノーポンプなどの水洗ブースにインバータが向かない理由は、除塵効率が下がるからです。
ある一定の風圧により水飛沫を立ててオーバースプレーミストを除去する仕組みになっています。
したがって、90db以上の騒音や、水の腐敗臭、などが作業環境や塗装環境、塗装コストにマイナス影響をもたらします。
- ポンプのON /OFFは、ポンプを制御させるためのスイッチで、タンクに溜まったオイルを上部の樋まで送り、バッフル板のオイルのカーテンをつくります。
- バッフル板にオイルのカーテンを作ることで、オーバースプレーミストを捕集し除去します。また、内部のエリミネーターがさらに除去し、最後にフィルターで除去します。
スワニスト モニタ
- スワンプロ付属コントローラーにモニタ装備し、スワニストを制御します。
スワニスト モニタ (標準装備) - 高解像度グラフィックボード搭載PCを内蔵し、スワンロボットを3DCGでリアルに表示します。
オイルブース専用 ターボオイル
- オイルブースは、文字通り洗浄液に専用オリジナルオイル「ターボオイル」(TABO OIL)を使用。重金属類、PCB、その他有害物質を一切含まない高純度精製オイルです。
オイルブース専用TABOオイルとバッフル板 - 引火点は200℃〜250℃と高く、消防法にも適応しています。
引火点
TABO OIL #100:200℃ TABO OIL #300:250℃ - バッフル板にターボオイル(TABO-OIL)を流しオイルのカーテンを作り、オーバースプレーミストを捕集します。
ご注意
スワン コーティング システムは、使用塗料やワークなど事前に打ち合わせすることをお願いいたします。
適応対応塗料の確認
- 骨材入りや、強酸性塗料、UV塗料、高粘度塗料、接着剤、など事前にご確認ください。設計変更が必要な場合があります。
- 対応できない塗料や、ワークなどがある場合があります。事前にお問い合わせください。
事前に塗装テストを
塗装の仕上がりの判断基準確認として、事前に弊社東金テクニカルセンターにて塗装テストをすることをお勧めします。
ロボット講習の受講
スワンプロ導入の際には快適な塗装生産を実行頂く為にロボット講習を受けていただきます。
柔軟に設計レイアウトに対応
対応オイルブースは豊富。設置スペースや生産量に合わせて選択可能です。
生産量やスペース、塗料やワークなどによりシステムの設計を柔軟に対応します。事前にご要件を相談ください。
スラッジ自動回収装置 オプション
オーバースプレーとスラッジ
オイルと塗料の比重差を活かした遠心分離方式による塗料スラッジ回収システム
塗料ミスト混入オイルをポンプで吸引し、約1,600Gの遠心力で処理することで、効率的に半固形化したスラッジを回収します。
メンテナンス:インナーチューブに凝縮された塗料スラッジは、手動で取り出し、空のインナーチューブを取り付けます。
オーバースプレーミストの回収プロセス
- オイルのカーテンにより捕集
- ブース内部エリミネーターにより捕獲
- フィルターにより捕集
- スラッジ回収装置ボス2000により回収固形化(オプション)
塗料により半固形、固形になります。
オーバースプレーミストの回収
ブース内エリミネーターで除去し通過したミスとは、アンドレフィルターで最終除去します。
このフィルターは定期的に交換する必要があります。
塗料スラッジ回収
- BOSS2000 11
BOSS2000 11 - オーバースプレーミストは、
1.前面のバッフル板に流れるオイルに捕集2.スリット先にある段差のあるエリミネータにて捕集3.最終的にプレーツ状のフィルターにて捕集
オイルに捕集された塗料は、後方タンクに塗料スラッジとして集約されます。専用のスラッジ回収装置ボス2000(オプション)を接続することで、この塗料スラッジの回収を半自動で処理可能にし、清掃メンテナンスの作業負担を抑えます。
設置例 オイルブース(奥)とスラッジ回収装置、ボス2000(手前) - オイルブースに接続(オプション)することで、塗料スラッジ回収の手間を削減します。清掃にかかる作業者負担を軽減します。
塗料スラッジ処理
スラッジ回収装置ボス2000(オプション)の1600Gの遠心分離によって回収された塗料スラッジは、小さく固形化(塗料による)され、処理コストを大幅に抑えます。塗装生産量にもよりますが、オーバースプレーが多いほど塗料スラッジは増加します。その時の処理の手間や作業負担を大幅に減らすのがボス2000です。
クリーンルームシステム設計可能
スワン コーティング システムは、スワンプロとオイルブースがセットになった塗装システム構成です。
不良のないより高品位な塗装生産実現する為に塗装システムをクリーンルーム内に配置設計は可能です。また、加温加湿温調システムも設計可能です。
設置スペースや作業環境等お気軽にご相談ください。
ミニコンベアラインによる塗装システム設計可能
ドライテックのサイズはワークや生産量に合わせて自由に設定可能
ご注意
ブース内フィルターの交換
- オーバースプレーミストをキャッチするアンドレフィルターは、交換清掃が必要になります。
- 交換サイクルは塗装量(スプレー)によります、魔のメーターで判断することが可能です。都度監視管理することをお勧めします。
塗料スラッジ回収処理
- タンクに溜まった塗料スラッジは付属のスコップで回収除去します。
- 自動回収装置ボス2000(オプション)で塗料スラッジを常時回収することをお勧めします
- 自動回収装置ボス2000(オプション)は、吸い込みと遠心分離、オイルのリターンまでの作業を自動で行いますが、インナーチューブに溜まった固形化された塗料スラッジの取り出しは、人が行います。自動ではありません。
スワン コーティング システム 標準図
データをダウンロードできます
スワン コーティングシステム レイアウト図面(スワンコーティングシステム.pdf:1MB)
スワン コーティング システム クリーンルームシステム バッチ式 標準図
データをダウンロードできます
クリーンルーム バッチ式 レイアウト図(スワン コーティング システム バッチ式 クリーンルーム.pdf:967KB)
主な構成機器
オイルブース
シリンジポンプシステム
スコッチガン
オプション・関連製品
スラッジ回収装置 ボス2000製品ページへのリンク
スコッチガン R11製品ページへのリンク
ドライテック製品ページへのリンク
ターレットガンユニット製品ページへのリンク
クリーンルームシステム製品ページへのリンク
エアーシャワー
ハンドリングロボット コ・スワン製品ページへのリンク
お問い合わせは製品ページへのリンク
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