シリンジポンプ Q&A
シリンジポンプに関するQ&A
Q. シリンジポンプで送れない塗料は何ですか?
A. 2液・1液・水性・UV・焼き付け塗料(大きな骨材が入っている場合や粉体塗料を除く)全てに対応しています。
Q. シリンジポンプとダイアフラムポンプと違いは何ですか?
A. シリンジポンプは注射器の構造によく似ています。さらに、シリンダーをモータにより制御することで微量を定量的かつ安定的に送る装置です。 防爆サーボモーターの回転数により正確に塗料を1cc単位で定量供給します。ダイアフラムポンプは空気作動で塗料を圧力供給します。空気の圧力のみで塗料を供給します。 ※防爆シリンジポンプはタクボエンジニアリング製のみです。
Q. シリンジポンプの特徴は何ですか?
A. 精密な塗料供給が目的です。特に被塗物の部位により吐出量の可変に対応可能です。しかも、高度に制御が可能ということです。
Q. 危険領域での使用は可能ですか?
A. 防爆モータを使用しているので危険領域での使用は可能です。
Q. 何台までのスプレーガンに塗料を同時に送れますか?
A. 8ガンまで同時に塗料供給が可能です。
Q. どの位の粘度まで供給可能ですか?
A. 標準タイプでは30sec(NK-2)程度までの塗料を供給することができます。吐出量によっても異なりますので問い合わせをお願いします。
Q. 寿命はどの位ですか?
A. 使用塗料や稼働時間によって違いがありますが、通常メンテナンス状態で10年以上としています。
Q. ギヤポンプとの違いは何ですか?
A. シリンジは注射器の原理ですが、ギヤポンプは2枚のギアの回転で送る機構(精度がシリンジに比較して悪い)です。共に定量供給可能ですが、タクボエンジニアリング製シリンジポンプは1cc単位で制御可能。ギヤポンプは一般的に20cc単位で制御し、精密定量の度合いが異なります。
ワンカップシステムに関するQ&A
Q. ワンカップシステムの特徴とは?
A. ワンカップシステムは、頻繁な色替や色替に伴う洗浄時間を短縮する為開発された、簡易塗料供給装置です。約1L〜4L程度の塗料を専用のカップに入れ、そのままシステムにセットするだけで、ロボット等へ塗料を精密に定量供給します。防爆タイプのシリンジポンプを内蔵し、コントローラの信号を受けて、1CC単位で制御されます。また、構造がシンプルなために、洗浄作業も簡単に行えます。その簡単さゆえに「ワンカップ」と命名しました。※商標登録済みです。
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公開日:2016年11月11日