スワン S(塗装ロボット)
SWAN-S
スワン Sは、スワンロボットの搬送装置のWターンが無いタイプです。スワンSを複数台ライン上に配置することで、連続大量生産可能にします。
ライン上に設置可能。大量生産向け塗装ロボット
スワンロボットで唯一の大量生産対応の塗装ロボットです。 スワンロボット標準のWターンを無くし、ライン上に複数台設置し偶数ワークジグを同時に回転塗装します。スワンロボット1台あたり2リング塗装可能で、4台配置すれば8リングワークを同時に塗装します。
量産対応塗装ロボット
複数台設置で量産効果を上げる
連続するライン上にスワンSロボットを設置することで大量生産を可能にします。 また、回転塗装Rの技術による高品位低コスト塗装と、ドラゴンラインとのコンビネーションで総合エネルギーコストを削減します。
低コストで量産効果を向上させる
ロボット1台当たり2リング治具を同時に回転塗装
スワンロボットは2スプレーガンを標準装着。2リング治具を同時に回転塗装します。また、最大2ガン(合計4ガン)搭載可能で、多色コート塗装実現。スピーディに色変えでき、段取り替えや色変えにかかる時間を大幅に削減します。
低コスト回転塗装
薄膜多重塗装のRの技術を完全踏襲。回転するワークを独自のロボット移動により薄膜多重塗装します。 また、色やデザインの違うワークを偶数単位で同時に塗装可能。少ない塗料消費とエネルギーコストで合理的に生産可能です。
ドラゴンラインとスワンロボットでエネルギーコストを削減
塗装ブース前後のライン上にアキューム機構をレイアウトしたドラゴンラインは、塗装ブース内にあるラインを一時停止させます。ラインを停止させることで塗装にかかる移動を割愛できるため最小限のブース幅で塗装が可能になり、吸排気にかかるエネルギーコストを大幅に削減します。
安全性が高い塗装ブースが実現
スワン-Sロボットは4軸ロボット。ロボットアームは旋回しないので、基本的に進入禁止の柵がありません。したがって、よりコンパクトに、よりシンプルで安全性の高いライン設計が可能になります。