ライン生産 塗装システム(ソフトボーイ・プロ塗装システム)
SOFTBOY PRO coating system
低エネルギーコストで量産効果。高効率塗装システム。

ソフトボーイ・プロ塗装システムとは、生産効率や総合エネルギーコストなど品質、コスト、効率を総合的に考慮し設計開発された塗装専用ロボットソフトボーイ・プロによる自動式塗装システムです。 高度な制御技術にって完成する回転塗装Rの技術を中心に、薄膜多重による高品位塗装を低塗料消費で実現し、ゴミ不良を無くすクリーンルームシステムや、塗膜に影響する温調システムに至るまで総合設計。また、エネルギーコストを削減するためアキューム機構を備えたドラゴンラインも設計しています。 ソフトボーイ・プロの特徴である天吊りロボットの優位性を生かし、複数ガン装着による1台あたりの生産効率向上。統合エネルギーコストを抑える塗装システムです。
ラインナップ
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クイックシステムコンパクトUV塗装システム
開発非売品
システム
塗装設備の小型化。品質の安定化。塗装コストの改善。塗装のデジタル管理そしてデジタル塗装の実現に向けて開発 「クイックシステム」 Rの技術の未来を見据えた塗装システム
コンベアラインで繋ぐ塗装システムの改革 コンベアレスクイックシステム
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ドラゴンラインDRAGON LINE
アキュームレート式コンベアライン
システム用
SOFTBOY PROに最適化された高効率コンベアライン「ドラゴンライン」は、移動するワークをブース内で一旦停止させ、回転塗装を効果的におこない、量産効果を上げてエネルギー消費を抑える効果をもたらします。
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ソフトボーイプロ システムSOFTBOY・PRO
SOFTBOY PRO coating system
システム用
回転塗装Rの技術を基本としたソフトボーイ・プロ塗装システムは、品質・コスト・環境 全てを同時に解決します。
コスト競争を勝ち抜く塗装システム ソフトボーイ・プロ塗装システム
特徴
塗装専用ロボットアーム(ラインダンサーMタイプ)

耐可搬重量20㎏
- 圧防爆構造、新型ロボットアーム。
- 最大16丁ガンまで搭載可能。
コントローラ
FA-パソコン搭載、管理型アプリケーション。
- 条件設定など塗装データを数値管理。
- 塗料使用量、塗装時間等、塗装コストを管理可能に。
- 数ポイント入力の簡単ティーチングソフト。KEITAI-PAC(ケイタイパック)、DISC-PAC(ディスクパック)
- 複雑なティーチング作業を簡単にし作業効率を高めます。
エネルギーコストを抑えるコンベアライン

塗装専用開発ドラゴンライン
- ロボット前でラインを停止させるコンベアライン。ロボットブースの前後にアキューム機構を配置し、滞留と放出を同時に行うことで塗装ブース内のワークを停止させることができます。
- 停止・正逆回転。独自開発の回転機構。ブース内のラインに、独自の回転機構を備えたラインが設計されており、連続したライン上でも回転塗装を可能にしています。
塗料供給装置

防爆型シリンジポンプ
- 1cc単位で塗料を精密に制御。無駄な塗料の消費を抑えます。
- 塗料の無駄な消費を抑え、各ガンに精密に塗料を定量供給します。
- 1台のシリンジポンプで最大8ガン対応可能。
専用自動ガン
- 低圧時の微粒化に優れたオリジナル自動ガン。
- 小型軽量、ガンに直接ホースの接続が無く、メンテナンスが容易。
- 安全安心、完全防爆型。
ワークや塗料、生産量に合わせてシステムを選択
色変えが多い塗装と、大量生産塗装とに分類

多品種小ロット、多色生産向け対応ロボット:ソフトボーイ・プロ ラインダンサー Wターン(Mタイプアーム) 大量生産向け対応ロボット:ソフトボーイ・プロ スーパースピンドル300C(Sタイプアーム)
多品品種少量向 ラインの特徴(図左)
- Wターンタイプのソフトボーイ・プロ ラインダンサーロボットに、移載装置を配置し、ライン上のワークを取り出してロボットへ移載し塗装生産します。
- ラインが塗装で汚れることなく常にコンベアラインを綺麗に保つことができ、さらに、色変えや、モデルチェンジが多い生産に適しています。
- 1台のロボットシステムで3コートからカラーチェンジシステムを組み込むことにより連続的に多コート生産が可能になります。
大量生産向け ラインの特徴(図右)
- 連続した自動ラインに追従し、連続して塗装生産ができます。
- ドラゴンラインをレイアウトすることで塗装ブースが縮小可能となり、ワークを停止させて回転塗装が可能になります。
- 携帯電話やスマートフォン、モバイルパーツなどの大量生産向けです。
- 1台のロボットシステムソフトボーイ・プロ ラインダンサーまたは、スーパースピンドル300C複数ガン装着可能で、効率良く島も低コストで生産が可能です。
目的によるロボットの違い
- ラインから切り離して塗装するか、連続するライン上で塗装するかの違いがあります。
- ターレットガンなどを装着することで、色変え、段取り替えもスピーディに行え作業性と生産性が向上し、塗装コストを大幅に改善します。
目的別ロボットのメリット
- ラインから切り離して塗装するタイプは、ラインが汚れない利点があります。色変えや多品種生産、厚塗りワークや特に自動車外装部品のドアミラーなどは、有効です。
- 連続するライン上で塗装する場合、回転塗装による塗装コスト生産が可能になります。ただし、多ガンを搭載した場合ロボットの移動を加味してブース幅が大きくなり吸排気にかかるエネルギーコストが上昇するために、ドラゴンラインなどのアキューム機構をレイアウトすることで、停止させて回転塗装が可能となりブース幅も小さくエネルギーコストを抑えて大量生産が可能になります。