ソフトボーイからラインダンサー「リベロ」へ
塗装ロボットの機種はスワンとラインダンサーに集約

新ネームはリベロとなりました。
進化の過程
ソフトボーイ/SOFTBOYは、世界初の吊り下げ式(天吊り式)塗装ロボットとして誕生。ブリヂストン製人工筋肉ラバチュエータを使用し、しなやかで、衝突時の危険性の少ないロボットで、スプレーガンや搬送装置などを装備し、塗装に必要な機器が一体化。当時としては画期的な塗装用ロボットとして産声を上げ、最終モデルは全軸サーボモータを備え、格段に精度を高めたロボットとなりました。
ティーチングソフトも今日で云うチャット形式(対話型)を開発。デジタル化を推進してきました。昨今のコンピュータの性能向上によりスワニストが開発され、仮想空間を取り入れ事前に塗装のシミュレーションが可能になっています。
近年の多コート化の需要に対し1ロボットで多コート実現可能なターレットガン、ユニットが開発されたことで、モータのパフォーマンスを向上させました。8丁ガン搭載など、大可搬重量性能を持つラインダンサーのカテゴリに統合する形となりました。
リベロ/RIBEROとは
ベースのS型ロボットは継承し、各軸のモータのパフォーマンスが向上。ラインダンサー リベロと命名しました。そのリベロは、たとえばバレーボールにある攻守切り替え可能なポジション「リベロ/LIBERO」を参考にしています。
ベースであるS型ロボットにはあらゆる形状のワークを塗装可能にする拡張性を持っていることから攻守の自在性を掛けて「リベロ/RIBERO」としました。リベロの「R」は、Rの技術の「R」をとっています。
基本ロボットは2分類、3機種ラインナップ
タクボエンジニアリング製ロボットの基本分類は、A)吊り下げ式と B)自立式。
ラインナップ(ブランド)は、
1)スワン/SWAN[自立式、少量多品生産向]
2)ラインダンサー /LINE DANCER[吊り下げ式、大量生産向]
3)ラインダンサー リベロ/LINE DANCER RIBERO[吊り下げ式、中量生産向、特殊サイズ対応]
※webは適宜更新公開して参ります。