完全ティーチングレス。最終章へ。
昨年2024年タクボエンジニアリングは創立50周年を迎えることができました。様々な塗装機器を開発し、多くの塗装設備をお客様にお届けできたことを、深く感謝申し上げます。
また、幾多の天変地異を乗り越え、皆様と共に歩んでこれたのも、ひとえにお客様、お取引先様、そしてスタッフをはじめとする多くの皆様のご支援とご愛顧の賜物です。改めまして、心より感謝申し上げます。
時代は急速にAI(人工知能)を駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)化へと進む中、私たちタクボエンジニアリングは、塗装技術の未来を見据え機器開発と共に学習機能の開発に注力してまいりました。
|ティーチングの自動化へ |
機械が頭脳を持ち、自ら判断し実行する。オートメーションという枠の中、生成AI技術を取り入れることで、塗装生産は飛躍的な進化を遂げます。塗装ロボットの「ティーチング」も、AIの活用によって完全自動化への道が開かれます。
ワークをAIが認識し、最適なティーチング方法を構築。塗装条件を設定し、塗膜のシミュレーションを行い、塗装コストを算出します。管理者はAIが提案した結果を確認・判断するだけ。つまり、「ワークをセットすると、焼けて出てくる」といった完全自動化により、従来の熟練工による技術や経験と機器のパフォーマンスを融合させ、AIが全面的に代替する時代とへ進化します。
塗装ロボットの効果的な活用が、塗装経営を継続的かつ、安定的に進化させます。その中で「ティーチング」が、塗装技術の将来を切り開く最後の砦であると考えています。
|今までも、これからも塗装道 |
塗装業における健全で安定的な利益の創造。それは、希望と感動に満ち溢れた塗装のあるべき方向性を追求すること。私たちタクボエンジニアリングは、それを塗装道と呼び思いを馳せて多くの皆様へご提案し続けます。
本年も、変わらぬご指導と、そして、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2025年1月吉日
タクボエンジニアリング 株式会社
代表取締役 佐々木 栄治
代表取締役 佐々木 栄治