オイルブース 簡単メンテナンスのご案内
塗装専用捕集ブース オイルブース
簡単メンテナンスでオイルブースの性能を保つことができます。永く快適にお使いいただくためのメンテナンスです。
◉タンク内に塗料スラッジが溜まっていませんか?
☞ 塗料スラッジを除去しましょう。スラッジが溜まっているとブースの性能が低下します。
注意:スラッジを除去したら洗浄TABOオイルを規定位置まで補充しましょう。
◉前面バッフル板に、オイルが均一に流れていますか?
☞ オイルカーテンの偏りを調整しましょう。
オイルブースの上部、レベラー板を調整しオイルの流れを均一にします。
☞ オイルの粘度は環境温度に反応します。寒い地方では緩めのTABO-Oil100(ターボオイル)番をお勧めします。また、暑い環境では硬めのTABO-OIL300番をお勧めします。オイルの流れを見て硬さを感じた場合には、100番を足すことで粘度を調整できます。
◉オイルの量は適正ですか?
☞ オイルのレベルをチェックしましょう。
オイルブース後方のタンクの、オイルレベラーに合わせてオイルを補充しましょう。
◉空気の吸い込みが弱くなっていませんか?
☞ フィルターを交換しましょう。
フィルターの状態は日々点検しましょう。
☞ 極度に詰まっているとブースの性能が低下します。マノメータ(圧力計)で正常値を確認します。200hPaで正常です。300hPa以上でフィルター等の詰まりが予想されます。(設定値はブースによって異なります。仕様書を参考にしてください。)
☞ 排気ダクト内の点検をしましょう。
長時間使用しているとダクトに塗料スラッジが付着しダクトのつまりを起こしかねません。
除去しましょう。
◎上記の作業方法は取扱説明書にも記述があります。また、記述が無いものや、水洗ブースなどの扱いがわからない件に関しては、営業技術部までご連絡ください。
営業技術部 TEL: 0475-50-0211 FAX:0475-50-0231
2021.12.吉日

●TABOOIL 300番 高粘度(硬め)暑い環境向け
●TABOOIL 100+300番 中粘度 通年通じて使用可能