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ラインダンサー(塗装ロボット)

ラインダンサーは、ソフトボーイ・プロ M-タイプの後継機。可搬重量を向上させ、自動ガンをより多く搭載可能にし、量産効果を高めています。

少量多品種から大量生産まで、高コストパフォーマンス塗装ロボット

ラインダンサー
ラインダンサー

塗装条件やティーチングデータに至るまで、塗装を管理可能にする管理機能を充実。スマートフォンやデジカメボディ、その他モバイル通信機器から自動車部品、コスメティックケースカバーなど、様々なワークの量産要求に幅広く対応する、塗装ロボットシステム「ラインダンサー」。回転塗装技術Rの技術を、複数ガンアタッチメント「パワージョイント」が少量多品種から、大量生産まで対応可能にしています。

ラインナップ

  • ラインダンサーLINE DANCER

    ラインダンサー
    携帯電話モバイル機器
    薄膜塗装

    1台のロボットアームに世界最大級の最大12丁ガンを搭載可能にした、スマートフォンのカバーやケースの塗装に特化した塗装ロボットです。

    スマートフォン塗装の決定版

  • WターンタイプSOFTBOY PRO W-Turn

    Wターンタイプ
    ビデオカメラボディデジタルカメラボディ液晶モニタ枠ノートPCモバイル機器ドアミラードアハンドルボタン/ スイッチ引手金物

    自動化指向の省スペース型。ハンドリングロボットと連動して台車ごとセットすれば、1台車分の自動化が可能です。

ラインダンサー LINE DANCER

ラインダンサーロゴマーク
ラインダンサーロゴマーク

塗装ロボット ラインダンサー

吊り下げ式ロボット ラインダンサー

ラインダンサー ロボットアームとプロパワージョイント
ラインダンサー ロボットアームとプロパワージョイント


世界初、吊り下げ移動型の塗装専用ロボットソフトボーイ・プロシリーズの後継機。スプレーガンを最大12台搭載可能。吊り下げ移動型のメリットを生かし、ロボット1台当りの生産性を向上させ塗装コストを削減します。主に中/大量生産向けの自動化塗装ライン向けのロボットです。

フード一体構造で安全、安心作業範囲

他社製塗装ロボットシステムとの比較図
他社製塗装ロボットシステムとの比較図

ラインダンサーは、塗装ブース前に配置する、世界初塗装フード一体構造の吊り下げ式ロボットシステムです。ロボットが塗装フード内に収まっているために、進入禁止ゾーンが極めて小さく、安全に作業ができます。

作業環境を汚さない塗装ライン

ロボットとフードブース一体型のラインダンサーロボットシステムは、オーバースプレーによる環境汚染や不良品発生の要因を無くし、綺麗な作業空間及び生産環境で高品質塗装生産を実現します。

回転塗装 Rの技術

回転塗装イメージ図
回転塗装イメージ図


Rの技術は、複数個のワークを円形治具に取り付け、治具毎正/逆回転させてロボットが塗装する、タクボエンジニアリングが開発した回転塗装技術です。「薄く、速く、きれいに仕上げる」塗装技術の考えを持ち、モジュール化された周辺機器との高度な制御により実現するロボット塗装技術です。

ラインダンサーとRの技術が、あらゆる課題の解決に・・・

数々の課題を総合的に解決する
数々の課題を総合的に解決する

塗料消費量の抑制

回転塗装Rの技術は、シリンジポンプによる定量供給性能と、スコッチガンによる低圧微粒霧化性能、さらにそれらの詳細な条件設定により、塗料使用量を大幅に削減した塗装生産を実現しています。

早く仕上げる

Rの技術は、「薄く、早く、綺麗に、仕上げる」が基本。回転制御。ティーチングデータ、ガン制御、ロボット制御等々数々の高度な制御によって塗膜が形成され、高品質を量産し、生産力を高めています。

薄膜高品質

回転するワークに低圧低吐出で高微粒霧化された塗料を塗布してゆきます。薄膜のレイヤーが形成され高品位な塗膜が実現します。

塗装コスト削減

薄膜多重塗装、塗料精密定量供給、複数ガン装着、吊り下げロボット、制御システム、簡単PACティーチングソフトなどの技術の集合体であるラインダンサー塗装ロボットシステムが、塗装コスト削減します。

環境対応

低圧霧化、薄膜多重回転塗装、ティーチングソフトとオイルブースが、オーバースプレーを抑制しまた、オイルブースが捕集効果を高め、環境を改善します。

管理塗装

Rの技術の基本はデジタル塗装です。ティーチングデータから条件設定に至る全ての情報は数値管理です。管理された環境下で塗装生産を行います。また、データプロを使用することで、各地に点在する工場のロボットとデータを共有することができます。

複数ガン装着で生産量を向上

ラインダンサーロボットアームを可搬重量を20kgへと増強させたことにより、より多くのガン装着可能にし、ロボット1台あたりにおける塗装生産量を向上させています。

ドアミラーカバー部品の塗装例 複数ガン装着想像図
ドアミラーカバー部品の塗装例 複数ガン装着想像図

スマートフォンカバー部品の塗装例 複数ガン装着想像図
スマートフォンカバー部品の塗装例 複数ガン装着想像図


※ 上記の想像図は、ワーク別によるガン取り付け例です。生産量や、ワークの形状により仕様は異なります。
※ 12ガン仕様は、ご提案レベルの仕様で、標準仕様ではありません。

幅広い対応ワーク

小物サイズから中物サイズまでのワークの塗装に最適化されたラインダンサーロボット。Rの技術があらゆる業界のワークに対応します。特にレーザーカットやパール、メタリック、高輝度塗膜等、膜厚、塗膜がシビアな製品の塗装に最適です。

適応ワーク例
適応ワーク例

ラインダンサー&ドラゴンライン

ラインダンサーロボット多ガン仕様の場合、ブース幅も比例して大きくなります。その為、吸気風量も増しエネルギーコストが増幅します。新開発コンベアライン「ドラゴンライン」を接続することで、ブース幅を大きくすること無く、吸気にかかるエネルギーコストを抑えることができます。

ラインダンサーとドラゴンライン 参考CG画像
ラインダンサーとドラゴンライン 参考CG画像

ロボットの両左右にアキューム機構を接続することで、塗装時に、塗装ブース内のコンベアラインを一時停止することができ、ロボットが追従して動かずに済む為に、ブースを大きくする必要が無くなり、それに伴い吸気装置が小型化ができ、エネルギーコストを抑えます。

関連機器

ドラゴンライン  エネルギーコストを抑えるコンベアライン製品ページへのリンク

ドラゴンラインは、アキューム機構を備えたコンベアライン。塗装ロボットのブース内のラインを塗装時に一時停止させることができるタクボオリジナルの塗装用コンベアラインです。ブース幅を大きくすること無く吸気にかかるエネルギーコストを抑えます。

ガンアタッチメント  複数ガン装着アタッチメント製品ページへのリンク

複数ガン装着アタッチメント。並列配置型「パワージョイント」や「ターレットガン」(3ガン)、「十時ガン」(4ガン)等のアタッチメントがあり、塗装ワークや塗料の種類塗膜要求制度等により使い分けます。

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