ヘッダサンプル

データ作成

塗装データの作成とそのデータ管理の作業効率の向上を目指したオリジナルティーチングソフトの仕組み。

ロボットティーチングの作業性向上

プログラミング言語がいらないロボットティーチング

塗装ロボットソフトボーイ・プロシリーズは、タクボエンジニアリングのオリジナルティーチングソフトPACKティーチングソフトを搭載しています。ロボットのプログラミング言語による入力指示を必要とせず、S点(スタートポイント)、W点(折り返しポイント(吹付け巾))、D点(奥行きポイント(平面の大きさ))のポイントを登録するだけの超簡単ソフトです。

ポイント登録するだけ 2点〜4点教示の簡単登録

ティーチングの操作性

パソコンでの操作

  • データを簡単にコピー&ペースト
  • データの管理が容易
  • ワークの写真を登録、塗装条件を記録
  • ※データ数は1グループに500個
  • ※21のグループ分けが可能
  • ※データ容量:4GBのフラッシュメディアを標準付属

点を登録して軌道データを作る手軽さ

教示モード/新規作成画面
教示モード/新規作成画面

ロボットティーチングのポイント登録は、通常軌道を意図するポイント座標を一点一点登録し、その点と点を直線で結ぶことでロボットが軌道します。タクボエンジニアリング製塗装ロボットは、3点を登録するだけで軌道データを作成するのが、このパックティーチングソフトです。

3点教示とは

3点教示とは塗装を開始する為の開始地点S点(スタートポイント)と塗装幅を決めめる為のW点(折返しポイント、塗装の進む方向)と面の大きさを決める為のD点を入力する事で塗装平面を決定します。W点とD点を同一ポイントで入力した時は平面では無く1本の直線と認識します。
回転塗装などのデータを作成する時、多くはこの2点教示を用いてデータを作りますが、曲線で塗装する時は面の方向性を決める為、3点での教示が必要になります。

4点教示とは

4点教示とは台形、菱形などの塗装面を塗装する時に用います。但し条件として起動タイプに制限があり、直角塗り、ジグザグ塗りの2選択だけになります。回転塗装では使用する事はありません。

動作タイプは多彩

動作タイプ画面
動作タイプ画面

スプレーガンのガン振りから、ロボットの軌道の直線・直角やジグザク、曲線などすでにプログラミングされている多彩にメニューが用意されています。直角で移動するかジグザグで移動するか、凹凸具合や平らな部分が多いワークなど形状に合わせて選択します。

直線から曲線までのロボット軌道は3タイプ

  • 直線:直角、ジグザグの2種からガン振り有り/無し/特殊から選択
  • 折線:直角、ジグザグの2種からガン振り有り/無し/特殊から選択
  • 曲線:直角、ジグザグの2種からガン振り有り/無し/特殊から選択

ピッチの指定

3点教示
3点教示

ピッチとは、繰り返すという意味で、ここで言うピッチ間とは繰り返す距離間をいいます。したがって、ピッチの数値を入力するだけで、D点(奥行き点)までの間を計算し、自動的に同じ動作を繰り返します。

SW間

SW間に表示されている距離は3点教示で入力したS点とW点間の距離を表示します。

WD間

W点とD点、2点間の距離を表示します。

P(ピッチ間)

点線部分の幅を表示します。

公開日:2017年1月30日

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