【IH誘導加熱乾燥システム】
TAKUBO ANALECTS
エネルギーをムダにしない乾燥技術
タクボエンジニアリングは[0からの発想]で乾燥技術にも提案をしています。
IH(Induction Heating:電磁誘導加熱)技術を[Jou-lo(ジューロ)]の技術と命名して金属焼付け塗装の世界に導入したのは2007年。
そのヒントは家庭のキッチンで使われているIHコンロにありました。
これを塗装の現場に応用するのも[0からの発想]です。
従来の金属塗装では、低温で長い乾燥時間と大型の乾燥炉が必須でした。しかし「Jou-loの技術」はこうした常識を覆します。


最大の特徴は、『被塗物の温度を短時間で上昇させ、金属内部に発生するうず電流によって起こる熱エネルギーで被塗物を暖め、塗料を被塗物の内側から乾燥させる』ため、ピンホールがほとんど発生しない点です。
さらに、
- 高温短時間乾燥の実現:高温(180℃〜220℃)、短時間(3分〜5分)
- 被塗物の温度コントロール可能
- 金属焼付けのすべての塗料に対応:溶剤、粉体、水系塗料等に対応
- 設備の小型化、システム化の容易さ:高温短時間化することで乾燥ラインが極めて短くなり設備を小型化できます。VOC対策のシステム化も可能です
など、金属焼付け塗装の乾燥の概念を大きく変えるものといえます。
金属塗装に大型の乾燥炉はしかたないとあきらめていませんでしたか?
ムダなエネルギーを減らせば、コストも下がる。
地球温暖化防止にもつながるから環境対策にも最適です。
電磁誘導で塗料を乾かす...... 塗装もエコの時代です。
タクボエンジニアリングでは、この新しい乾燥システム[Jou-lo]と一緒に専用塗料も開発しました。
名前は[Jou-lon(ジューロン)]。
こちらもよろしくお願いします。
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