【排熱回収型熱風乾燥システム】
TAKUBO ANALECTS
排熱回収型の乾燥システムは、燃焼室を通過した燃焼ガスの熱をムダにすることなく再利用するため、電気式、直火式に比べ、段違いの低燃費を実現します。
被塗物の乾燥工程で使用する燃焼ガスを乾燥炉外に排出する際に、熱交換器を通して新鮮な吸入外気と熱エネルギーを交換します。
タクボエンジニアリングの[DRY TEC(ドライテック)]は、優れた経済性・安全性・仕上がりを可能にした、タクボ式排熱回収型熱風乾燥システムです。
DRY TECは排熱回収型熱風乾燥システムの特徴を生かし、かつ安全性と品質向上にさまざまなメリットがあるため、1975年以来[OIL BOOTH(オイルブース)]と共にタクボエンジニアリングのロングセラー製品です。
高い経済性
排気熱を再利用、驚くほどの低燃費
排熱回収システムは、燃焼室を通過した燃焼ガスの熱をムダにすることなく再利用するため、電気式、直火式に比べ、段違いの低燃費を実現します。
高い安全性
安全性の高い間接加熱方式
DRY TECは、炉内と燃焼室を遮断。間接加熱方式を採用しているので、炉内に燃焼ガスが入ることはありません。
万一、ガス漏れ、不完全燃焼が生じても、排気ファンにより、強制的に炉外に排出します。
毎分5m3の炉内空気を交換
排熱回収システムの空気循環により、毎分5m3もの炉内空気を新鮮外気と交換。1分間でほぼ完全に入れ替えを完了します。
乾燥時に発生する揮発性物質も、循環作用で炉外に排出されるので、危険濃度に達する可能性はほとんどありません。
高い品質
排気システムにより製品の仕上がりを左右する塗膜への影響を100%防止

燃焼ガスは、燃焼室を通過して完全に炉外へ排出し、燃料から出る水分・揮発性物質も炉内に溜めません。
このためガスチェックによる、くもり、ムラ、縮れの発生を防止。また、取り入れる外気は、フィルターで塵埃の侵入を阻止します。
常に新鮮でクリーンな熱風により最高の製品を生み出せます。
塗装後の乾燥において、塗料のもつ溶剤が蒸発する時に、炉内の温風の中に含まれる水分量が多いと溶剤の蒸発と同時に水分を引き込み、カブリ現象が現れます。ドライテックは燃焼ガスを炉内に入れないため、カブリ、ブラッシング、ガスチェッキング現象が起こりません。
