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Rの技術 Vol.3 条件設定

Dr.TAKUBO's COLUMN

塗装の条件設定

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塗装ロボットにおける条件設定とは、
・スプレーガンから出る塗料の制御、すなわち吐出、霧化、パターンなどの数値制御
・ロボットの動作教示ティーチィング

が主な条件設定項目です。ロボット塗装における重要な項目で、品質や塗装コストに大きく影響します。

さらに細かい条件設定を実現可能にするための塗料供給装置(ポンプ)、回転装置、搬送装置などの付帯機器の制御を高度な連携技術で結ぶことで、条件にかなう塗装「Rの技術」を実現しています。

「Rの技術」は、この基本の条件設定を簡素化し、扱いやすいソフトウエアにしています。元来手吹き塗装をする際に、感覚や記憶で条件出ししていたものを、数値化しわかりやすいインターフェースで入力してロボット塗装を完成させることが目的です。ところが、巧みに条件設定出が来る塗装ロボットが存在しないために、タクボエンジニアリング では独自に専用ロボットを開発し、塗装ロボットシステムとして完成させました。

ロボットの6軸神話を排除し、機械に適した、あるいは、機械が得意とする動きを基本に塗装技術を編み出し、実現したのが「Rの技術」です。ワークを回転させ、スプレーガンが待ち受けて塗装する、薄膜多重塗装方式は、ワークを回転させる機構制御をロボットに組み込み、簡素化されたティーチィングソフトでロボットを教示し、同時にスプレーの条件設定を入力する。塗装生産を実現するために開発された至極当然な仕組みです。

結果、無駄な塗料使用料の削減と適正化。品質の向上。膜厚制御による高機能塗膜の実現。産廃コストの大幅削減化。等々「Rの技術」による多くのコストメリットの波及効果をもたらします。

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条件設定の重要性
この条件設定を極めることが、不良率、歩留まり、売り上げ、等々を向上させる必須項目であることは言うまでもありません。

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タクボエンジニアリングでは、流体解析技術を導入し、バーチャル空間において事前に塗装の結果がわかるように、ティーチィングアシスタントソフトウエア「スワニスト」を開発しています。

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